電気工作物


工事資格の取得

1.電気工作物
小生は電気工作物に興味があり、これらのことを行ってみたいと前々から思っていました。電気工作物というのは低圧(600V以下)で受電する場所でのコンセントやスイッチや電灯などの設置をいいます。

2.第二種電気工事士
この工事を行うには資格が必要です。第二種電気工事士の免状が要ります。第二種電気工事士試験は国家試験でこの試験に合格して、都道府県知事に申請すれば、免状の交付を受けることができます。

3.第二種電気工事士試験
筆記試験と技能試験があります。筆記試験は6月上旬、技能試験は7月下旬にあります。この地域は名古屋、静岡で行われます。

4.免状取得

第二種電気工事士免状

第一回目の試験では、技能試験で半分も組み立てられず、完全なる不合格でした。翌年の2003年二回目の受験をしました。今度は部品を買い、時間内でできるよう組立の練習を繰り返して、合格することができました。

                                              
                                                          

屋内電気工事

1.工作物

 コンセントの設置

通信機器・AV機器など電気製品はますます多くなってきて、コンセントが必要になってきています。多すぎるということはありません。

配線は床下や壁の中や天井裏を通し、20ケ所ほど増設しました。

設置する部品はホームセンターでほとんどそろいます。
エアコン用コンセント 掃除機用コンセント


 スイッチの設置

玄関に3路スイッチ(階段などに設けて下で点灯し、上で消灯する)を付けました。玄関に入ったとき点け、框を上がったとき消すようにしました。

廊下に3路調光スイッチ(点消灯場所を変え、明るさを変化させる)を設置しました。

廊下の一箇所にほたるスイッチ(暗闇でスイッチの場所が分かるように点灯している)を付けました。
玄関の3路スイッチ 3路調光スイッチ
トイレのドア外のスイッチをパイロットランプ付きスイッチ(使用中に点灯している)にしました。

他に10ケ所ほどスイッチを設けました。


 電灯の設置

リビング、台所、庭、小屋に電灯を付けました。外灯も付けました。

庭灯、外灯は屋内から点滅できるようにしました。
リビング補助電灯 台所補助電灯 外灯 庭灯


 電話端子、パソコンラン端子、テレビアンテナ端子の設置

電話端子はそのまま分岐できます。

パソコンラン端子は2階の2部屋と1階の2ヶ所に有線のラン端子を設置しました。モデムからルーターを通して分岐します。

テレビアンテナ端子を3ヶ所増設しました。アンテナ分配器を付けて分岐します。これを付けないと画面が乱れてしまいます。

いずれも床下や壁の中や天井裏などを通しました。

電話端子

パソコンラン端子

テレビアンテナ端子(右)

 
 BSパラボラアンテナの設置

窓の鉄柵に取り付けました。支柱はホームセンターで売っている鉄のポールを利用しました。

ポールが回転しないようポールと鉄柵にドリルで穴を開け、ボルトで固定しました。

ケーブルは樋を伝わって這わせ、換気口より床下に入れ、壁から出しました。
ポールをボルトで固定 ケーブルの出口(左)   BSパラボラアンテナ
BSアンテナ端子は1階に2ヶ所、2階に1ヶ所つけました。また天井裏や床下を這い回りました。


 ドアホンの取り付け

ドアホンモニター親機


配線で床下を通しましたが、壁の中に出すのに隙間がありません。ドリルで床に穴を開け通しました。失敗をし、何回か床下に入る羽目となりました。

また電源コードが表に出てしまうので、壁の中にコンセントを設け、隠れるようにしました。




 エアコン取り付け

2階へ2台、1階へ3台取り付けました。そのうち2台は古いエアコンです。

ボードの壁にエアコンを取り付けるには、据付板を木の下地を探しビスで留めます。

室外機と接続するために壁に穴を開けます。これはドリルで円形に穴を開け、打ち抜きました。貫きなどの木のないところを選びます。

室外機との接続には管内の空気を出し、ガスが漏れないように気をつけます。

配管は化粧カバーで覆いました。

高い所へ取り付けるには、2段伸縮のハシゴを買いました。今も裏にデンと鎮座しています。

取り付けは説明書が一緒に入っているので、とにかくそれを頼りに取り付けました。


鎮座しているハシゴ
室内機の据付板 パイプの付いた室内機
室外機への配管 化粧カバーした配管


2.電気工事

見栄えの良さに気を使いました。拙宅は壁面はボードで内部は空洞になっています。線を通すには好都合です。これが以前の住宅のように土壁であったら不可能です。しかしボード壁でも内部に断熱材が入れてあるところは苦労をします。とにかく線を表面に出さないようにしました。

天井裏、床下には何回入ったでしょう。夏の天井裏は灼熱地獄です。床下は匍匐しながら進みますが、これが大変疲れます。失敗やら道具忘れで、入り直すということがいつもです。

苦労といえばやはり線を通すときです。柱があったり、貫きに引っかかったり、その他木の下地など障害物が多くあります。いろいろな道具を使い、苦労して通しました。通ったときはほっとします。

部品はホームセンターで、エアコンは電気店の大売出しやバーゲンのとき買いました。あるときは早朝から並んで買ったときもありました。

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