位牌岳(いはいだけ)1457m
鋸岳
(のこぎりたけ)1296m 前岳(まえだけ)1336m
登った日 平成20年6月18日(水)    曇                          単独
登り口 静岡県  裾野市  須山山神社
道順 豊橋ー三ヶ日IC−富士IC−(国道469号)ー須山ー山神社登山口     2時間30分 
登り時間 山神社登山口−(25分)ー北尾根登山口ー(10分)−沢出合−(1時間15分)ー前岳ー(50分)ー位牌岳ー(1時間40分)ー鋸岳ー(20分)ー蓬莱岳ー(1時間45分)ー山神社
  上り時間: 位牌岳2時間40分    鋸岳4時間20分
頂上 富士山、越前岳
地図

 5月6日に退却した位牌岳、鋸岳を1周してきました。今日は登山口へ着いたのが都合で10時20分でしたので、すぐに歩き出しました。雨も降り始め、そのまま歩きましたが、すぐに止みました。以後、歩いているときは降りませんでしたが、下山後また降り始めました。
 前岳への北尾根登山口は標示はありませんが、ケルンがあり、赤い丸のペンキ印が点いています。堰堤を越えすぐに沢と出会います。この前はここで間違えましたが、対岸の道を行きます。すぐに急登となりますが、大変歩きやすい道です。踏み後もしっかりしており、何ら迷うこともありません。前岳頂上に着きました。樹林に覆われている小さな広場です。ここは須山から来る登山道との合流点になっています。

歩き始めてすぐに沢を渡る 北沢尾根(前岳)登山口
沢との出合い。対岸に道がある 前岳頂上

 前岳からは緩やかな道となります。こちらの道は草や潅木で覆われていて、ずぼんも靴もすっかり濡れてしまいました。
 位牌岳の頂上に着きました。ここも樹林の中で、広場となっています。頂上看板が多くあります。警告板もありました。ここは愛鷹山のほうから来る登山道との合流点にもなっています。     

位牌岳頂上 頂上広場
警告板 位牌岳(左)と鋸岳   越前岳方向より(07.4.1)

 鋸岳へ向かいました。いよいよここからは難所です。しばらくは大下りをしてゆきます。鎖場が出てきました。垂直な壁を鎖につかまり降りて行きます。降りきった所で左に鎖のついた道がありましたが、巻き道もあったのかと思って真っ直ぐに行きました。これが間違っていました。怪しげな道となり、正しい道は鎖の所だったと思って引き返しました。以後もこのように間違えた所が3箇所ありました。位牌岳を降り切ると、しばらくは歩きやすい道が続き、やがて鎖場の道となります。

鎖場    縦走路の案内板             

 鎖場が続きます。この道はペンキの印やテープがありません。ルートが分りにくいのには苦労をします。そのまま降りていってしまいがちになりますが、鎖やロープが各所にありそれで道が分ります。難所が続きます。
 道がわかりにくく、進んだり引き返えしたりしながらなので、かなりの時間オーバーです。両側が切れ落ちた細い道であったり、足場がしっかりしない鎖場の道であったり、急登の岩場であったりと厳しい道が続きます。雨の後で何も見えない霧の中を行きます。道も濡れており注意が要ります。、
 鋸岳の頂上はどこかと探しながら行きましたが、やがて蓬莱岳に着いてしまいました。蓬莱岳に着いたときはほっとしました。結局鋸岳の頂上は分りませんでした。時刻は15時半でした。樹の中に朽ちかけた案内板がありました。ここも警告板があります。

蓬莱岳頂上案内板 蓬莱岳より鋸岳と位牌岳(奥)    07.4.1
蓬莱岳頂上の警告板 割石峠

 蓬莱岳は以前に割石峠より来たことがあります。
 警告版が位牌岳と蓬莱岳の両方にありましたが、私が歩いた中でも剣や槍よりも1・2の怖い道でした。年齢に関係したかもしれません。自己責任で歩きました。
 一息入れて割石峠に下りました。
 難所の鋸岳縦走を終え、後はゆったりと歩きました。 途中大杉がありました。見事なものです。


霧の割石峠

大杉

 車のところに着いたのは17時半でした。7時間ほど掛かりました。今日は誰にも会いませんでした。
 

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