板取山(いたどりやま)1513m 天水(てんすい)1521m
登った日 平成24年5月10日(木)    雨・晴                          単独
登り口 静岡県  榛原郡  本川根町
道順 豊橋ー島田ー中川根ー山犬の段      135km      2時間30分 
登り時間 山犬の段登山口−(35分)ー八丁段展望地ー(40分)ーホーキ薙−(40分)ー板取山ー(40分)ー天水−(40分)ー板取山ー(1時間5分)ー山犬の段
  板取山 :  1時間55分       天水 :  2時間35分
頂上 前黒法師岳、大無限山、朝日岳、南アルプス
地図

アカヤシオを見るために行ってきました。平成12年5月14日にも行っています。そのときのアカヤシオの素晴らしい印象が強く、ほぼ同じコースを歩きました。行きは新東名を島田で降り、中川根から林道を登山口の山犬の段まで入りました。林道の最後のところは相変わらず荒れた林道です。しかし通行止めになったり、登山口が手前になったりすること無く、山犬の段まで入れることはありがたいことです。工事はあらゆるところで行われています。
山犬の段はたくさんの車が来ていると思いきや、1台だけでした。着くと同時に雨が降ってきました。今日は家を出るのが遅く、11:45に着いたので、おにぎりを食べながら、雨の様子を見ました。雨も止んだので12:15出発しました。山犬の段には5回ほど来てますが、ヒョウが降ったこともあり、天気の変化の激しいところです。
板取山・天水方向は立派な舗装道路が出来ていました。どうやら途中のホーキ薙の工事のためのようです。この舗装道路から途中で別れ、八丁段へ行く登山道に入りました。35分ほどで八丁段展望地に着きました。

山犬の段山小屋 50人ほど泊まれます 立派な舗装道路を行きます
舗装道路と別れ、登山道に入りました 八丁段展望地 大井川左岸の天狗石山、無双連山など見えます

八丁段頂上を経て、下って行くとホーキ薙が見えてきます。いま工事が行われています。パワーシャベルが急斜面にへばりついて工事をしています。パワーシャベルは落ちないのでしょうか。パワーシャベルはワイヤーで引っ張られていました。ワイヤーは地中に埋め込んだアンカーに固定されています。操作はパワーシャベルに組み込んであり、ワイヤーもそこで操作をします。このパワーシャベルは急斜面用で一般のとは違います。この機械の正式名はRCM(ロッククライミングマシン)と呼ぶようです。これは工事をしている人から聞きました。

八丁段頂上標識 ホーキ薙
ホーキ薙 道路がここまで来ています 工事中のホーキ薙  後ろの山は八丁段 
工事中のRCM RCM  ワイヤーで支えられています

板取山に向かいます。ここで雨が降り出しました。強くなり雨具を着ました。引き返そうか迷いましたが、せめて板取山だけでも行こうと思い、後はまた考えることにしました。歩いているうちに雨も止み、板取山に着いたときは日も差してきました。板取山の頂上は西側が切り開かれ、前黒法師岳、大無限山、朝日岳など見えます。雲が無ければ南アルプスも見えます。

板取山頂上より 左から前黒法師岳、遠く大根沢山、右は大無限山 山の表示板            
板取山頂上より 左から大根沢山、大無限山、ガレのある朝日岳 板取山頂上表示板

この天気なら天水まで行けます。アカヤシオが見られるのはここからです。登山道に花が落ちています。見ると離れたところにアカヤシオがありました。時期はやはりやや遅いようです。樹間にところどころアカヤシオがあります。

樹間に見えるアカヤシオ 樹間に見えるアカヤシオ 後ろは前黒法師岳           

板取山から40分で天水に着きました。天気はずっと晴れています。天水にはアカヤシオがありました。一番きれいです。待ってくれていたかのように咲いていました。山もよく見えます。

天水のアカヤシオ             アカヤシオ 色目がなんともいえません           
アカヤシオ             アカヤシオと前黒法師岳           
表示板 後ろは前黒法師岳            天水からの 左から大根沢山、大無限山、朝日岳  

時刻は2:30です。誰も居りません。また同じ道を引き返しました。唐松も芽吹き、若葉が萌え出でて気持ちよく歩けます。板取山を登り返し、工事現場のホーキ薙に着きました。また八丁段に登り返すと思っていたら、ここまで立派な林道が来ていました。楽に山犬の段に戻ることができました。時刻は4:20でした。
山犬の段には私の車がただ1台のみ、ここからはいろいろな山に登ることもできるのに何故車が少ないのでしょうか。悪路、アカヤシオ時期遅い、天気不安定などでしょうか。

唐松も芽を吹いています     帰りのときの山犬の段  後ろの山は蕎麦粒山 

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