北岳(きただけ)3,192m 間ノ岳(あいのたけ)3,189m 農鳥岳(のうとりだけ)3,026m |
登った日 | 昭和51年8月10・11・12・13日 晴 3人 | |
登り口 | 山梨県 芦安村 広河原 | |
道順 | 豊橋ー三ヶ日IC−清水IC−身延−広河原 4時間20分 | |
登り時間 | 広河原−(2時間50分)−二股−(2時間)−八本歯のコル−(1時間)−北岳ー(45分)−北岳山荘テント場(泊)ー(2時間)−間ノ岳−(3時間)−農鳥岳ー(3時間30分)−大門沢小屋テント場(泊)ー(3時間30分)−奈良田第1発電所ー(車30分)−広河原 北岳: 5時間50分、 間ノ岳: 8時間30分、 農鳥岳: 11時間30分 |
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頂上眺め | 仙丈岳、甲斐駒ケ岳、富士山、金峰山、白山、立山、赤石、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、奥秩父 | |
地図 | ![]() |
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コメント | 同僚3人で、テント持参で行く。初日は広河原山荘に泊まる。 2日目いよいよ重いテントを背負って日本第2の高峰北岳目指して出発である。白根御池小屋を通る草すべりコースと八本歯のコルに出る大樺沢コースとあるが、後者を行く。着実に高度を上げてゆくと、二股に着く。北岳のバットレス(切り立っている岩壁)が右上にのしかかって見える。八本歯のコルから吊尾根を行くと稜線の尾根に出る。展望が開けた。まず北岳に行く。 北岳山頂は文句なしの展望である。中白峰・間ノ岳がごく近くに見え、その向こうに塩見岳、荒川の山々が見える。白山、立山も見え、富士山も美しい。 北岳から引き返す。今日の幕営地は北岳山荘のテント場である。ラーメンをすすり早々に寝る。朝は風が強くテントが飛ばされそうだったが、ただただ眠かった。 |
3日目ズシリと重い荷物を背負って中白峰を目指す 。高山植物の咲く3000mの稜線歩きは荷物の重さも忘れさせてくれる。中白峰を過ぎて間ノ岳に着いた。日本第4番目の高峰間ノ岳はさすがに大パノラマの展望である。富士山、赤石、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、奥秩父など、見えない山は無いといっていいくらいの展望である。次の農鳥岳に向かう。農鳥小屋を過ぎ、西農鳥岳から農鳥岳である。西農鳥岳の方が高い。今日の幕営地は大門沢小屋のテント場である。まだまだ先である。大門沢下降点からが長かった。疲れ果ててやっと大門沢小屋に着いた。朝、昼、晩の食事もラーメンばかりのようで厭いてきた。 4日目は降りるのみだが、下りというのは長く感ずるものである。やっと林道の奈良田第1発電所に着いた。2回目のテント山歩きであったが、この縦走はさすがに歩き応えがあった。 |
![]() 夜叉神峠より北岳(右)、間ノ岳(中)、農鳥岳 |
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北岳バットレス | ||
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北岳 | 北岳から千丈岳 | |
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北岳頂上 後は甲斐駒ケ岳 右は八ヶ岳 | 北岳山荘テント場からの富士 | |
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北岳山荘テント場からのご来光 朝5:10 | 間ノ岳に向けて出発 | |
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間ノ岳頂上 後は農鳥岳 | 農鳥岳頂上より間ノ岳を見る |