登った日 |
平成25年9月11日(水) 晴 2人 |
登り口 |
長野県 片品村 鳩待峠 |
道順 |
豊橋ー所沢(泊)ー所沢IC−沼田IC−鳩待峠 |
登り時間 |
鳩待峠登山口ー(50分)−山ノ鼻ー(40分)−牛首三叉路ー(40分)−ヨッピ吊橋ー(20分)−東電小屋ー(20分)−分岐ー(20分)−桧枝岐小屋(泊)ー(15分)−分岐ー(20分)−温泉小屋ー(25分)−平滑の滝ー(30分)−三条の滝ー(2時間15分)−竜宮小屋ー(3時間)−鳩待峠 |
頂上 |
燧ケ岳、至仏山、景鶴山 |
地図 |
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今回は山歩きはせず、まだ見ていなかった三条の滝、平滑(ひらなめ)の滝に行ってきました。
8月、9月上旬のこの時期は花も少なく、紅葉も見られないので山小屋の一部は休業しており、交通規制もありません。鳩待峠の駐車場は満車でしたが、出てゆく車があり、運よく止めることができました。
鳩待峠から山ノ鼻へは樹林帯の道で下りとなっています。整備された階段や木道ばかりで歩きやすくなっています。 笹の山腹道やブナ林を行くと山ノ鼻に到着します。ここから尾瀬ヶ原が広がっています。山小屋やビジターセンターがあり、昼食のおにぎりを食べました。
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鳩待峠の登山口 |
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樹林帯の木道 |
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山ノ鼻 ビジターセンター |
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山ノ鼻 至仏山荘(右)と休憩所 |
いよいよ尾瀬ヶ原の長い長い木道歩きが始まります。花の時期は終わり、草紅葉にはまだ早い薄茶色の湿原が続いています。正面にはいつも燧ケ岳が見えています。また振り返れば至仏山が見えます。湿原にはところどころにテラスやベンチが設けられています。
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正面に燧ケ岳 |
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振り返れば至仏山 |
池塘が多くあります。ヒツジグサの花が咲いています。花の少ないこの時期慰めてくれます。水面に燧ケ岳が写った逆さ燧を見られる池塘もありました。湿原が最も狭まったところあたりで牛首三叉路となります。この三叉路を左に行きます。東電小屋に行くこの道は初めて通ります。
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ヒツジグサ |
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逆さ燧 |
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牛首三叉路のテラス |
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牛首三叉路の表示板 |
この木道歩きは、点在する池塘、ときどき見られるシラカバの林、燧ケ岳と至仏山の雄姿、花々など、どこを取っても素晴らしい美しさです。長い木道歩きですが、飽くこともありません。今の時期は紅葉も見られます。
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湿原のシラカバ林 |
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紅葉 |
ヨッピ吊橋に着きました。ここは分岐になっていますが、直進をします。やがて東電小屋に着きます。さらに東電尾瀬橋を渡って三叉路に着きました。この三叉路を右に行くと見晴となり、ここには山小屋が6軒あります。桧枝岐小屋に泊まりました。
翌朝は大量に湧き出ている冷たい弥四郎清水を汲み、6:30に小屋を出ました。三叉路の分岐まで戻り、直進して滝を目指します。温泉小屋前を通過し、少し行くと分岐があります。この辺りより水はけの悪い道となり、ごつごつとした岩も現れてきます。岩場の道を行くと平滑の滝の展望台に出ます。ゆるい傾斜上を流れる滝で、繊細な美しさがあります。
さらに梯子や傾斜のある斜面を下ると展望台に出ます。名瀑100選に選ばれている三条の滝です。落差90m、水量豊富な大滝です。その迫力と轟音は圧倒されます。平滑の滝とは対照的な滝です。
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弥四郎清水 |
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温泉小屋 |
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平滑の滝 |
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三条の滝 |
平滑の滝 三条の滝 の動画です。
ここからは引き返します。弥四郎清水をまた汲み直し、竜宮小屋の方を通り帰りました。今日は霧の天気となり、燧ケ岳や至仏山は見えません。咲いている花や紅葉を楽しみながら帰りました。
ところどころ木道の下の沼に板があるのです。これが何なのか分かりませんでしたが分かりました。歩荷(ぼっか)さんがここで休んでいるのを見ました。また、予想外だったことは、人気のある尾瀬ケ原ですから、この時期とはいえ、もっと賑わっていると思いましたが、まったく人が見えないところもありました。もう一つ、小屋は個室で温泉つきでした。これはありがたいことでした。
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紅葉の尾瀬ヶ原 |
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木道の下の板 |
尾瀬は四季それぞれの良さがあります。また違った尾瀬を楽しみたいと思います。
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