燕岳(つばくろだけ)2763m
登った日 平成26年9月3(水)・4(木)    曇り                          2人
登り口 長野県  安曇野市  中房温泉
道順 豊橋ー設楽−平谷−飯田山本ICー安曇野ICー中房温泉          4時間30分
登り時間 中房温泉駐車場−(10分)ー燕岳登山口ー(40分)−第一ベンチー(30分)−第二ベンチー(35分)−第三ベンチ−(40分)−富士見ベンチ−(40分)ー合戦小屋ー(1時間25分)ー燕山荘(泊)(40分)燕岳
           登り時間: 5時間20分
頂上 槍ヶ岳、大天井岳、立山、針ノ木岳、常念岳、北アルプスの峰々
地図

燕岳は50年前に登りましたが、そのときのことはすっかり忘れており、もう一度登ることにしました。この夏は天気が安定せず、9月になってやっと晴れマークの続くこの日を選びました。

燕岳は多くの人が登っていますが、合戦尾根は北アルプス三大急登(剱岳の早月尾根、烏帽子岳へのブナ立尾根)の一つに数えられています。それにしては子供から高齢者まで多くの人に登られています。

中房温泉駐車場に10:00に着きました。第1、第2、第3の駐車場は車でいっぱいです。各駐車場を2回ほど行ったり来たりしていると、第1駐車場に出て行く車があり、やっと置くことが出来ました。天気は予報がずれ曇っていて山は全く見えません。

登山口までは10分ほど、10:40より登り始めました。この時間になると、登って行く人は少なく、下山者に多く出会います。若い人が多く、槍ヶ岳や常念岳などに行って来た人が多いようです。樹林の急な道を登って行くと第1ベンチに着きました。樹林帯の中の開けた場所に、丸太のベンチがあります。少し下には水場があります。

燕岳登山口 第1ベンチに到着

第1ベンチからも急登が続きます。晴れていれば有明山が見えるようですが、霧で山は全く見えません。鉄パイプが組まれたところを通りますが、これは荷揚用のケーブルが上を通過しているからです。ケーブルをくぐるとすぐに第2ベンチに出ます。

荷揚用ケーブル 第2ベンチ


第2ベンチからダケカンバの道を行くと第3ベンチに着きます。時刻は12:40分です。ここで昼食のおにぎりを食べました。さらに富士見ベンチを経て、合戦小屋に着きました。

第3ベンチ 富士見ベンチ

合戦小屋は宿泊はできません。スイカが名物です。このときは食べませんでしたが、帰りに食べました。合戦小屋というのは桓武天皇の時代に戦いの歴史があり、それに由来するということです

合戦小屋への標識 合戦小屋
合戦小屋ベンチ スイカ売り場

合戦小屋からは急坂を登って合戦沢ノ頭に出ます。晴れていれば燕岳・大天井岳・槍ヶ岳など眺めのよいところですが全く見えません。合戦沢ノ頭からは稜線上を行きます。小さなピークを2つ越えると燕山荘に着きました。予定より遅れて16:10分でした。寒さと霧で外に出ている人は誰もおりません。部屋の窓から庭のコマクサが見えました。

燕山荘 コマクサ

小屋はそれほど混んでいることもなく、仕切られた部屋は専用で使えました。翌朝は5:45の遅い朝食をとり、6:20小屋を出、燕岳山頂には、7:00に着きました。今日も霧で山は全く見えません。それでも霧に浮かぶ燕岳の石のオブジェはしっかり鑑賞できました。

燕山荘 燕山荘前
燕山荘前の案内板 燕岳頂上
メガネ岩 燕岳の岩

下りも来た道を戻ります。天気は相変わらず霧で、水滴が付着するので雨具を着ています。ときどき霧が流れ、近くの山は見えたりしますが、眺めたい山は見えません。燕山荘前を通過し下って行きます。たくさんあったテントも2つ残っているだけです。槍ヶ岳などに出かけたのでしょう。

山はこの程度に見えるだけです 霧の中微かに見える山名不明の山

合戦小屋に下りて来ました。特に思ってたわけではありませんが、スイカを食べました。これは大変おいしいものでした。また急な道を下って行きます。

合戦小屋のスイカ 合戦小屋

登って来る多くの人に会いながら、登山口に下りて来ました。 時刻は12:50分です。

登山口到着 登山口

今年の天気は晴れの日が少なく、山へ行く日が決まりませんでした。大変疲れた山歩きで、雄大な北アルプスの風景も望めませんでしたが、充実感を味わっています。

 
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