猪鼻湖一周 平成22年12月

 奥浜名湖は湖の中といっていいほどのところに遊歩道が整備され、浜名湖の湖面を見ながら、のんびりゆったり歩くことができます。いろいろなコースをとることができますが、ここでは瀬戸に車を置き、天竜浜名湖鉄道佐久米(さくめ)駅まで歩き、佐久米駅から尾奈駅まで天浜線を利用し、尾奈駅から瀬戸まで歩くコースをご紹介します。歩く時間は2時間ほど、全体では3時間ほどと思われます。ホームページ「猪鼻湖一周」の姉妹版です。
 起点はどこにとることもでき、右回りでも、左回りでもよし、景色の素晴らしいこの周遊をお薦めします。

浜名湖北部周辺概略図


 
 
車のときは東名三ケ日ICで降り、出発点の瀬戸までは10分ほどです。ICを直進して行くと、瀬戸の赤い橋手前左にレストラン(遊覧船乗り場と兼ねている)があるのでその方向に入り、すぐに駐車場横の側道に入ります。松並木のある細い道を行くと、約500mほどで、広場となっている終点となり、ここに駐車します。
 以後写真は断り書きの無い限り進行方向から写しています。



このレストランの左の側道を終点まで行きます レストラン横の側道の入り口です
駐車場から見る 浜名湖で唯一の島 礫島です 遊歩道入口の案内板です  
鏡岩という名の岩です。 鏡岩から礫島を見ました。
鏡岩から源助鼻を見ました。進行方向と反対に見ています。夏にはこのあたりで大きな黒鯛やセイゴが釣れます 礫島、鏡岩、源助鼻の説明版です 
岩礁がところどころにあります 鏡岩を通り過ぎ、礫島を振り返りました
こんな岩も聳えています 冬の晴れた日には、この木の間に富士山が見えます
岩場の先を行きます。ここに首なし弘法があります。舘山寺の街が見えます 首なし弘法さまが岩の上におわします
首なし弘法の説明板です お店があります。ここまで15分ほどです
バーベキューもできます 湖面の向こうに舘山寺や東名の赤い橋が見えます
マリーナもあります これも弘法さまでしょうか。水が二筋流れ出ていました
湖畔の道が続きます。リゾートタウンが見え始めました 遊歩道沿いにも多くの別荘があります。
アサリを採っていました ミカンを売っていました
このあたり周辺はリゾート地となっています 青年の家前で湖畔の遊歩道は終わりとなります。ここまで40分ほどです
突き当たりに注意板がありました。ここを左に車道へ上がります 波打ち際の遊歩道でなく、車道の歩道を行きます。歩道は広く造られています

 
 
湖畔の遊歩道は終わりました。ここから車道の歩道を歩きますが、歩道がないところもあります。また道が細いところもあります。やがて松の並木と広い駐車場があるところに出ます。渚の遊歩道終点からここまで300mほどです。
 ここからは都築(つづき)海岸の波打ち際で、たいへん景色のよいところです。日本の多くの海岸線はテトラが入れられ、こういうところが少なくなりました。大事にしてほしいと思います。歩道がないので波打ち際を歩くか、車道を歩くということになります。佐久米駅まで歩きます。

松の並木のある広い駐車場 冬の浜名湖です
都築海岸の渚 左写真と同じところから反対方向(瀬戸側)を見ました
東名高速道路です。この橋の向こうに佐久米駅があります 天浜線を渡り、東名高速道路をくぐると国道に出ます。右に100m程で佐久米駅です

 佐久米駅に着きました。これで湖岸歩きはひとまず終わりです。佐久米駅はカモメの餌付けをしています。パンくずを撒いてくれました。カモメは11月から3月まで毎年来るということです。
 後は佐久米駅から尾奈駅まで天浜線に乗ります。尾奈駅からは瀬戸まで2kmほど歩きます。尾奈駅から瀬戸までは、車道の歩道ですが広くなっており、ゆったり歩けます。
 佐久米駅と尾奈駅の天浜線時刻表は次のとおりです。

佐久米駅です。右は牛のトイレです 佐久米駅のカモメ
佐久米駅のカモメ 佐久米駅発時刻表。尾奈は新所原方面です(平成22.12)
尾奈駅 右はうなぎのトイレです。 尾奈駅発時刻表 佐久米駅は掛川方面です。(平成22.12.)

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