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この山は過去2回登山口まで来た。平成16年10月23日に熊出没と、平成16年6月29日に林道不明で引き返している。
雷倉は小津3山(小津御前山、花房山)の1つである。登る人も少なく、遭難もあり、1人死亡している。コースは踏み跡も薄く、道標も少ない。私も3ヶ所でかなり苦労した。1回は河原まで降りてしまって戻り、2回目は直進して道がなくなり、登れないのかと思ったが、戻ってやっと道を見つけた。3回目は下山のとき、谷のほうへ降り深刻だった。おかしいと思って戻り、登りのときそこに岩のあったことを思い出し、草で隠れた道を見つけた。この時期は草が生い茂り、道を隠しているので、注意しなけれ |
ばいけない。インターネットでかなり調べてきたが、こんなふうだ。道はとにかく明瞭ではない。上の方で崩壊した林道に出会うが、もう林道とは分からないほどだ。このあたりと頂上近くは、ヤブ漕ぎである。頂上もどこが頂上か分かりにくい。頂上広場というのがあり、その少し手前に斜めに入ったところに三角点があった。しかしどこにも雷倉という山頂標識はなかった。それだけ一般的ではないということか。
やっと念願を果たした。誰にも会わなかった。 |