天狗ケ城(てんぐがじょう684m
松宇土(まつうど)720m
登った日 平成16年10月23日(土)    晴                       単独
登り口 岐阜県  美山町  貴船神社
道順 豊橋ー関IC−武芸川−美山ー貴船神社 
     2時間30分  175km   
登り時間 貴船神社ー(1時間15分)ー天狗ケ城ー(20分)ー松宇土
     天狗ケ城  1時間15分         松宇土   1時間35分           
頂上眺め 舟伏山
地図
コメント 根尾村の雷倉に行く予定で6:35家を出る。雷倉の登山口を、近くで農作業している人に聞くと、親切に教えてくれた。今年は熊がよく出て里の人も大山(雷倉のこと)にはあまり入らないという。そういえば熊が出るという記事がよく新聞に載っていた。あまり気にしていなかった。雷倉は片道4時間も掛かるので、やはり心配である。ここは時間の短い山に変えることとした。
天狗ケ城と松宇土は近いところにある。ここも登山口で聞くと、今朝熊を見たという。時間も短いし、鈴を鳴らしてゆけば、大丈夫として行くことにした。
車を広場に置き、民家の前を通り抜けると、神社への細い道がある。あとは案内板が立っていて、一本道で分りやすい。
少し行くと、神崎分岐の古い石の道標があった。昔は交通の要衝であったのだろうが、神崎方向の道は埋もれかかっていた。
天狗ケ城は城跡のようで倒れた説明版があった。松宇土はあまり人が入っていないようである。歩いているときも、両頂上も展望はない。紅葉もほとんどなかった。
神社近くまで戻ってきたとき、異様な鳴き声が聞こえた。犬でも鹿でもない声であった。鈴を頻繁に振り、早足で神社に降りた。お参りし、無事を感謝した。
この山行きは全く無謀であった。朝、熊を見たと教えてくれたのに、登山口まで来ている惜しさのため登ってしまった。全く運が良かったとしか言いようがない。山は逃げはしないので、無理をしては絶対にいけない。人に迷惑を掛けてしまう。自分に甘さがあった。
後で考えると身震いし、反省頻りである。
雷倉は平成17年5月26日に登りました)

神崎分岐の道標
登山口の貴船神社
天狗ケ城頂上 松宇土頂上

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