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マイエンフェルト観光、ベルニナアルプス観光と世界遺産ベルニナ鉄道の旅

8:00専用バスでハイジの故郷に行きます。ハイジの故郷マイエンフェルトは、澄んだ空気と、のどかな景色が広がる高原です。ハイジの家やハイジの泉があります。

ハイジの家はハイジの家を再現し、内部は博物館になっています。まだ時間が早く中には入れませんでした。

ハイジの泉は白樺の林に囲まれた公園にあります。小さな泉なので見落としてしまいそうです。この泉は村の人たちの寄付で造られました。
ハイジの家 ハイジの泉
マイエンフェルトからバスでベルニナアルプスの登り口、ディアボレッツアへ向かいます。途中、サンモリッツを経由してゆきます。

バスで1時間くらいですが、途中にシーザーが越えたというジュリア峠があります。

峠の周りの山々には雪が残っています。

ジュリア峠 ジュリア峠から見える山
ディアボレッツァに着きました。ロープウェイで2978mのディアボレッツァ展望台に行きました。

ピッツ・ベルニナを始めとした4000m級の山々や氷河など白銀の世界が広がっています。

天気がよければベルニナ連峰が見渡せるのですが、残念ながら曇っていて山の全景は見えません。
ディアボレッツァ展望台へのロープウェイ ディアボレッツァ展望台からのベルニナの山

昼食はディアボレッツァ展望台にあるレストランで、ベルニナアルプスの美しい景観を楽しみながらチキン料理を食べました。ここはスキーツアー、雪山登山、氷河ハイキング、雪遊びなどできます。

その後、ディアボレッツァからイタリアのティラノまでベルニナ鉄道に乗車しました。

ベルニナ鉄道はサンモリッツとティラノを結ぶ鉄道で、1910年に開通し、2010年に100周年を迎えました。ベルニナ連峰を望む展望列車です。

ループ橋は勾配を弱めるために造られた石橋でベルニナ鉄道最大の見どころになっています。
ベルニナ鉄道 ループ橋 手前の線路はその一部です


途中にあるビアンコ湖は氷河が流れ込んで出来た湖で、イタリア語で白い湖という意味です。ベルニナ鉄道はこの他にもモルテラッチ氷河なども見られ、山あり谷ありの高低差と車窓からの大自然が楽しめました。

ベルニナ鉄道の終点はイタリアのティラノです。そのあとはバスでサンモリッツへ戻りました。ティラノからサンモリッツまではバスで1時間20分ほどです。

ホテルまでの途中、サンモリッツ湖畔の散策を30分ほど楽しみました。1周すると50分ほど掛かるので、バスで降りた近く辺りの散策です。

驚いたことは鳥が人によく懐いていることです。すずめはほとんど逃げないし、散策道のごく近くに見知らぬ鳥が巣を作っていました。それだけ自然を大事にしているのです。

スイスに着いてからチューリッヒ、マイエンフェルト、サンモリッツ、イタリアのティラノとバス・ベルニナ鉄道で走りましたが、感心したことは広告の看板は一切ありません。街がすっきりしてきれいで清々しいのです。

サンモリッツはベルニナアルプスと湖に囲まれたリゾート地で、氷河特急とベルニナ鉄道の発着点となっています。1928年、1948年と冬季オリンピックが開催されています。今日はサンモリッツのホテルで夕食・宿泊です。
サンモリッツ湖


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