登った日	平成２３年１０月２０日（木）　　　　晴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２人
登り口	北海道　苫小牧市　７合目登山口
道順	豊橋ー中部国際空港ー千歳空港ー積丹半島ー札幌（泊）ー留萌ー札幌（泊）ー樽前山７合目登山口
登り時間	樽前山７合目登山口ー（４５分）−分岐ー（１０分）−東山　　　　　 ５５分
頂上眺め	羊蹄山、日高山脈、大雪山、支笏湖、太平洋
地図

積丹半島、留萌へ行ったので、支笏湖畔にある樽前山に登ってきました。支笏湖は平成１９年にも来て、湖上の遊覧船から、ドームのある樽前山、その隣の風不死岳（ふっぷしだけ1103m）、反対側の恵庭岳（1320m）が目だって見え、機会があったら登りたいと思っていました。 その中で展望が素晴らしく、登り時間も短い樽前山に登りました。日本２００名山にも選ばれています。樽前山は活発な火山活動があるため、中央の火口一帯は立ち入り禁止となっています。火口を外輪山が取り巻いており、その中で一番高い東山（1023m）に登ることにしました。 ちょうどこの時期支笏湖畔は紅葉で、周辺の道はどこも木々が黄色や紅に染まり楽しむことができました。 今日はまた快晴無風、雲ひとつない絶好の登山日和となりました。７合目の登山口まで車で入ることができます。駐車場は満車で１００台以上は来ています。係りの人の誘導で路肩に停めることができました。
支笏湖から樽前山（ドームのある山）、その右の高い山は風不死岳	樽前山登山口

登山口から色付いた木々の中を登って行きます。自然保護のためロープが両サイドにしてあります。小さな子供を連れた登山者、はやりの山ガール、どの山にも多い中高年、たくさんの人が来ています。
一汗かく頃には視界も広がってきて、展望台に着きました。振り返ると紺碧の支笏湖が眼下に広がって見えます。

展望台からの支笏湖	紅葉と支笏湖

展望台を過ぎると本格的な登山道となり、ガレ場の斜面となります。しかし道は広くロープも付けてあります。程なく外輪山に着きました。巨大なドームが眼前に広がり噴煙を上げているのが見えます。ここは分岐点となっており、右へ行けば東山、左へ行けば西山（９９５ｍ）へ行きます。右の東山へ行きます。

外輪山の分岐	分岐からのドーム

１０分ほどで東山に着きました。東山山頂からは羊蹄山、反対方向には幌尻岳のある日高山脈、遠くに雪をかぶった大雪山まで見えます。今日のこの天気だから見えることと思います。外輪山の西山、支笏湖、反対側に太平洋も広がっています。しばし景色に見惚れました。火口側からは時々暖かい噴煙と硫黄の臭いがきます。寒くもなく防寒着もいりませんでした。

樽前山（東山）頂上	東山頂上からドーム噴煙と羊蹄山
東山頂上から火口ドームと西山（左）	東山頂上から支笏湖
ガス濃度測定器	東山頂上から下山途中の分岐点方向

下りは来た道を戻りました。登山口に下りたときは１３：３０でしたが、まだ登ってくる車も何台かありました。この山はお勧めの山です。機会があったら登ってみて下さい。

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